するがわせ品種
「するがわせ品種」は1962年(昭和37年)、静岡県茶業試験場でやぶきた品種の自然交雑実生から育ちました。 じつは品種登録はされていません。 駿河国で育った早生茶(早く収穫できるお茶)ということで、「するがわせ」という愛称が付いています。 「するがわせ品種」は製造時の蒸し行程で、凄〜〜く良い香りがします。 上にも書いてあるように、甘いトウモロコシを食べたときのような素敵な香りです。 製造中は茶葉の蒸し上がりを確認する為、食べて確認もします。 そこで、するがわせ品種は騙してきます。 こんなに良い香りがするのに……渋味が無茶苦茶強いんです! まぁ、そうだろうな〜と思った方に、是非一度体験して頂きたい。 甘〜い香りなのに、この顔がゆがむ程の渋さを……脳が混乱します。 もう訳が分かりません。 だけど、苦味が強いということはカテキンなどの栄養分が豊富ということ!?? 健康目的に飲んだりするのもありかもしれません。 あっ!朝の目覚めの一杯に、最初は香りでリラックス、飲んだら渋味で目を覚ます! コレでどうですか?甘い香りに渋い味「するがわせ品種」の特徴
するがわせ品種は、他品種に比べてクセが強く、味の濃いお茶になります。 80℃以上で淹れると、トウモロコシに似た甘い香りに、グッとくる渋味を味わえます。 サッと早めに出せばこの渋味を軽減できます。 60℃位に冷ましてから淹れると、まろやかな渋味に、柔らか甘味を感じることができます。 甘い香りからは想像できない渋味を持ったお茶です。 クセのあるお茶を飲んでみたいという方にオススメ出来る逸品です。するがわせ品種:お勧めのお茶
するがわせ品種はクセのあるお茶を飲んでみたい方にお勧めです。 以下にオススメのお茶を紹介します。高級深蒸し煎茶:するが
杉本園では肥料が入っていない分、より品種の特性をガツンと味わうことが出来ます。 5月の新茶時期は甘い香りに渋味を味わえます。 8月以降にはお茶が熟成することで、渋味が段々と旨味に変化します。 冬になる頃にはより飲みやすいお茶になっていると思います。 不思議なお茶です。
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