インフルエンザ対策に緑茶が有効!うがいでウイルスを抗菌・殺菌!
この記事の内容
私たち日本人は日々の生活の中で毎日緑茶を飲んでいます……よね?
緑茶を飲んでいると健康になる!とは昔から言われています。
ウイルス対策にも効果のは分かっていますが、インフルエンザはどうでしょうか?
きっと効果があると思いながらも分からないので調べてみました。
インフルエンザは「インフルエンザウイルス」に感染して起こる感染症です。
A型、B型、C型、D型の4種類に分けられ、人に感染するのは、A型とB型のウイルスです。
インフルエンザの症状は?
咳やのどの痛み、高熱、全身のだるさ、食欲不振などの全身症状が出ます。
さらに頭痛や関節痛・筋肉痛など呼吸器以外の症状も伴います。
緑茶は
"インフルエンザウイルスの感染阻止率が97.6%"と高い効果を記録しました。
緑茶を飲むことでインフルエンザの予防が大いに期待できます。
どの型のインフルエンザに有効?新型は?
緑茶は毎年流行する季節性のインフルエンザ(A型、B型)に加えて、新型インフルエンザの感染も抑制できます。
細胞への吸着を抑えるという緑茶の効能がそのまま通用するため、インフルエンザの型に関係なく予防効果が期待できます。
インフルエンザ対策に有効な緑茶成分は?
[エピガロカテキンガレート(EGCG)]
緑茶のカテキンの中でも一番多く約50%の割合で含まれています。
エピガロカテキンガレートは少量でもウイルス増殖を強く抑制してくれます。
ウイルス表面のスパイクを捉え、ウイルスが細胞に吸着することや、感染した細胞内で新たに作られたウイルスが広がることを抑えます。
[エピガロカテキン(EGC)]
緑茶のカテキンの中でも二番多く約10%の割合で含まれています。
エピガロカテキンは免疫機能を高める"免疫細胞マクロファージ"の働きを活性化させます。
マクロファージは異物を食べて除去し、同時に情報収集もします。
その情報を元に、以降のウイルスなどの異物侵入に素早く対応するようになります。
[ストリクチニン]
カテキン種とは違う緑茶に含まれるポリフェノールの一種です。
ウイルスが細胞内に侵入しようとする際、ウイルスと細胞の融合を抑えて侵入を拒む"増殖阻害作用"があることが分かりました。
温かい緑茶のススメ
80度で淹れた緑茶には「エピガロカテキンガレート」が一番抽出されます。
ショウガ粉など身体を温める素材を入れる事で効果を高めることも出来ます。
1日、2〜3杯分(500ml程度)以上飲みましょう。
朝の寝起きや普段の食事時などにお奨めです。
水出し緑茶のススメ
水出しで淹れた緑茶には「エピガロカテキン」が一番抽出されます。
運動後や風呂上がり後など身体をクールダウンさせるときにお奨めです。
水出し茶はカフェイン量が抑えられる為、免疫機能を高めたいお子さんや妊婦さんにもお奨めです。
緑茶うがいのススメ
緑茶うがいは鼻や喉の中についたウイルスを効果的にブロックする事が出来ます。
帰宅後にはもちろん、会社や学校に着いたときにもするのが理想です。
特別養護老人ホーム入所者にインフルエンザ予防で緑茶うがいを1日3回、3ヶ月間続けてやってもらった結果。
水うがいの発症率10%に対して、緑茶うがいは1.3%とインフルエンザ発症率が減少した症例結果も出ています。
[緑茶うがいのお奨め方法]
緑茶うがいには"80度で淹れた緑茶を冷まして"から使います。
時間が無いときには水で薄めて使っても大丈夫です。
熱い緑茶では鼻や喉の粘膜が火傷しますので、必ず温度を冷ましてからお使いください。
いかがだったでしょうか?
緑茶は全てのインフルエンザに効果があることが分かりました。
小さなお子さんや年配者の方で飲むのはちょっと……という方でもうがいなどにお使い頂けます。
ご自身の身体と対話しながら少しでも緑茶を日々の生活に取り入れてみてください!
最後まで読んで頂きありがとうございました!