慣行栽培のお茶畑を自然栽培にするには5年以上掛かる!
この記事の内容
いつも杉本園のお茶をご購入頂き本当にありがとうございます。
今年度はお茶の在庫が少なくなり売り切れの商品も出て来ました。
ご迷惑をお掛け致します。
しかし!
次の新茶(5月)からは新しいお茶畑が増えてくるので、売り切れ商品も減るハズです!
では、新茶から収穫が始まる新しいお茶畑は、どの様に杉本園流の畑になったのでしょうか?
簡単には出来ない大大大仕事を、簡単に解説していきます。
自然栽培の畑にするには?
新しく増えるお茶畑の中には放置されていた場所もあります。
そんな時は草刈機で刈り込みます。
背丈まであったお茶畑は、こんなに小さくなります。
ここから5年以上かけて作り込んでいきます。
杉本園は自然に寄り添ったお茶作りをしているので、霜除けの防霜ファンは電柱ごと外します。
外した電柱はお茶畑周りの崩れた場所に敷き、乗用型茶葉摘採機が入るように再利用します。
お茶畑内にある石は、草刈りの時に邪魔なので、1個ずつ手作業で運び出します。
腰が痛い…
夏には3メートル近くある背丈の雑草が生えてきます。
これが最高の土になるので刈り込みます。
一般的な農業が農薬や肥料を使うのに対して、杉本園ではひたすら草刈りをして土作りをします。
収穫が出来るまでの期間も違い、お茶畑を借りる場合は、普通なら借りてすぐに収穫できます。
でも、杉本園では土作りからやるので、5年の月日が必要です。
一から苗木を植える場合も普通だったら肥料を使い育てるので、3年程で収穫が可能です。
杉本園ではやはり5年以上の月日が掛かってしまいます。
時間を掛けて作ったお茶です。
是非一度味わってみてください。
今回はInstagramに投稿した内容を記事にしました。
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