長男の自分が無農薬栽培のお茶農家を継いだ理由…
この記事の内容
農家に生まれた
代々続く農家に長男として生まれた自分。
もちろん、跡取りとして育てられました。
特に祖父母からのプレッシャーは凄かったです。
そんな時、父が無農薬栽培を始め、それに祖父母は大反対!!
農薬や化学肥料のお陰で楽になったのに、逆をやるんだから当たり前です。
それでもやるんだ!
…という父の気持ちは変わらず、怒声が飛び交う日々が始まりました。
この頃は皆が精神的にキツイ時期でした。
その頃は第二次成長期の真っ最中の自分。
中3になるとストレス性の下痢で入院…その後は登校拒否になりました。
それでも高校は何とか合格!
新たな環境で毎日楽しく行けました。
東京で訪れた転機
卒業後は家からどうしても出たく、東京へと行かせて貰いました。
でも全く手伝わないのも申し訳なかったので、ギフトや注文用紙を作り、ホームページのデザインをやっていました。
あと試飲販売の手伝いもしましたが、お茶に対する思い入れが無いので結果は散々でした。
そんなある時
"有機栽培のお茶として売られていても、アレルギーが出てしまい飲む方ができない"方と出会いました。
でも、折角淹れてくれたのだから一口だけ…と飲んでくれました。
そして、そのまま全て飲み
「10年ぶりにお茶が飲めた!」と言ってくれました。
それまで無農薬栽培というのは、
"農薬を使う・使わない"の違いだけで判断していました。
その先の
"お茶を飲む人達"の事を考えた事はありませんでした。
しかし、この方の一言で
『あっ!うちのお茶って、無農薬って意味のある事だったんだ!』と初めて気が付きました。
そこから少しずつ本気で手伝いを始めました。
そして、当時やっていた仕事とどちらが良いか考えた結果、実家を継ぐことを決意しました。
今回はInstagramに投稿した内容を記事にしました。
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