さやまかおり品種
さやまかおり品種は、日本三大茶と呼ばれる狭山茶の代表的な品種です。 埼玉県狭山市で"やぶきた"の自然交配から選抜されました。 1971年(昭和46年)に品種登録され、全国で5番目に多い品種です。 「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と謡われるくらい、濃厚な味わいのお茶です。 茶樹も"やぶきた"に比べ病気も少なく、放置しても成長する強いお茶です。 新芽の密度も濃く、かなりの収量が見込めます。 収穫した茶葉は水分量も多く、ズシッと重いので運ぶのが大変です。 この水分量の多さから、収穫した茶葉を生葉で売ると安く買い叩かれます?? というのも、製造工程を経て出来上がったお茶は他品種より歩留まりが悪いからです。 僕も製造(お茶揉み)をしていると、なかなか水分が抜けなくて苦労します。 出来上がったお茶は明らかに他より量が少ないです?? でも、やぶきたとは全く違う味わいなので、かなり面白い品種だと思っています。 普段のお茶がなんか物足りない……という方にオススメ致します!濃厚でコクのある渋み「さやまかおり品種」の特徴
「さやま"かおり"」という名の通り、強い香りが特徴です。 立ち上る香りは、このお茶を物語るグッと引き締まったコクのある香りです。 カテキンを多く含むため、しっかりとした濃厚で渋めの味わいになります。さやまかおり品種:お勧めのお茶
さやまかおり品種はコクのある深い味わいのお茶です。 普段のお茶が物足りないなって方にオススメのお茶です。 以下にオススメのお茶を紹介します。高級深蒸し煎茶:八十八夜
コクのある濃厚な味わいの深蒸し煎茶です。 5〜7月の新茶シーズンは新茶時期の渋みが、濃厚な味と共にガツンとやってきます。 夏頃から熟成が進み旨味も加わると、深い渋みの中に旨味を感じられるようになります。 旨味を楽しみたい場合は70度前後、渋みを楽しみたい場合は熱めのお湯で淹れて下さい。高級深蒸し荒茶:八十八夜
「荒茶:八十八夜」は新茶時期に製造した茶葉をそのままパックしました。 こちらは荒茶の青みが味わいにフレッシュさを与えています。 それがコクの中に爽やかな飲み心地を与えています。 同じ茶葉で全く別の味わいなので、是非飲み比べてみて下さい。
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